働く環境が悪い「ブラック保育園」を避けるには、見学が大事なポイントです。
保育士転職が上手くいくか心配・・
そんな人こそ、上手な見学の仕方を知り、自分に合った保育園に就職しましょう!
私も働く前は、必ず事前に見学をさせてもらいました。
実際の転職経験を踏まえて、見学ポイントをまとめました。
\転職活動中の見学ポイント/
- 見学を快く受け入れてくれるか
- 壁面や園内の装飾はどうか
- 保育士の人数は配置人数ギリギリか
- 保育者の年齢層
- 休憩はとれているか?
- 掃除は行き届いているか(特に幼児クラスに注目)
- 幼児クラスの雰囲気はどうか?
- 昼間の様子を園外から偵察する
- 園行事のクオリティと量について
さて、1つずつ見ていきましょう
保育園見学のポイント
保育園は、就職する前に必ず見学させてもらいましょう!
これは、強くおすすめしたいです。
特に、現職についている方は、「時間ない」と思うかもしれませんが・・
これから働く場所なので後悔はしない方法を選びたいですね!
特に保育園は、就職する前に見学させてもらうことは自然なことです。
また、保育園の雰囲気は見ないと分からないことが多いです!
ホームページは、良いことを書いているので、ホームページだけ見て決めるのは、危険です。
私が働いていた時も、よく見に来る方がいました。
もちろんそのまま就職をキャンセルされる方も多数いました。
①見学を快く受け入れてくれるか
まず、一般的な園は「いつでもいいですよ~(忙しい時間を抜いて)」と快く受け入れてくださいます。
ここを渋るようでは、とても怪しいです。
電話での対応もチェックですね!
いくら保育園が忙しくても、丁寧な対応が出来ていない園はよくないです。
②壁面や園内の装飾はどうか
今は、壁面などが必ずしも必要というわけではないと言われていますよね。
保育士の残業で出来上がった壁面装飾がある園よりも、季節の花や野菜、植物、文化的なものが飾ってあるほうがずっと、季節や日本の文化を感じられます。
そして、保育の質も高いと思います。
画用紙で作られた壁面装飾はかわいいですが、就職したら季節ごとに作らされるのは間違いないです。(まれに、毎年使いまわす園もありますが・・各クラス保育室までしっかり壁面装飾がある園は、そうゆうことです。)
③保育士の人数は配置人数ギリギリか
保育者の人数は、子どもに対してギリギリではないか・・
ゆとりのある、質の高い保育をするためにも、大事なポイントです。
保育士が配置されるべき人数
年齢 | 子どもの人数 | 保育士の人数 |
0歳児 | 3人 | 1人以上 |
1・2歳児 | 6人 | 1人以上 |
3歳児 | 20人 | 1人以上 |
4・5歳児 | 30人 | 1人以上 |
つまり、0歳児クラスの子どもが6人だった場合・・
保育の最低人数は、2人です。
規定の人数+保育士がいる保育園がいいですね!
④休憩について
休憩がしっかり別室でとれない園も、存在します。
そもそも休憩がとれない園も、存在します。
怪しい場合は「先生たちの休憩はどこでとっているんですか?」と聞いてしまいましょう。
いくら忙しい保育士だからと言って、休憩がないなんておかしいです!
何時間も気を張りっぱなしな状況は、誰にとってもしんどいです。
休憩がしっかりとれる園にいきましょう!
⑤保育者の年齢層
若い先生が妙に多い場合、離職率が高いと疑ったほうがいいです。
(※もちろん、若い保育士さんが悪いわけではいですよ!年齢関係なく、子どもとしっかり向き合い保育をしている方は沢山いらっしゃいます。)
保育園は、結婚や出産で辞める方も多い職業です。
ホワイトな保育園ならば、育休産休制度もしっかりしていてとりやすく、人が残りやすいです。
中堅保育士や、ベテラン保育士もバリバリいます。
(新設の出来たばかりの保育園の場合は、なんとも言えませんが・・)
⑥掃除は行き届いているか(特に幼児クラスに注目)
余裕のない園は、掃除が行き届いていないのでよく見ると汚いです。
乳児クラスは比較的きれいですが、特に、幼児クラスは一人担任のクラスが多く、掃除する時間がないので、あっという間に汚くなるんですよ・・・
子どもの生活の場なので、通常は毎日しっかり掃除をしています。
私も、以前に保育園見学をしたときに、「え、いつから掃除してない?」という保育室を発見して引きました。
⑦幼児クラスの雰囲気はどうか?
幼児クラスは、園で育ってきた子どもたちの姿が現れています。
挨拶はしてくるか?乱暴な言葉遣いが多くないか?見てみるといいかもしれません。
どんな風に生活してきたのかが分かります。
元気いっぱいで、子どもらしければ大丈夫ですよ~!
⑧昼間の様子を園外から偵察する
ここまでお話ししましたが、基本的に園見学では、いい所を見せます。
なので、今までお話ししたことを見極める力が必要です。
不安な方は、こっそり散歩のふりをして、昼間の様子を園外から見ましょう。
保育士さんは、見学とは思わないので、いつもの様子が見られます。
見てみると、子どもに強く怒っていたり、子どもに冷たかったり・・リアルな姿が見られます。
あの接し方嫌だな~
と思えた気持ちを大切にしてください。
その先生は、就職すると先輩になります。一緒に組むこともあります。その指導方法を習うかもしれません。
そのような先生がいる(OKとされているならば)ならば、他の先生も同じように子どもに接している場合があります。
⑨ 園行事のクオリティと量について
行事の数・クオリティーを知っておいたほうがいいと思います。
また、HPにも掲載されているので、事前に写真なども見ておくといいと思います。
大きな行事が、とんでもないクオリティーの場合、注意です!
実際行うのは未来の自分です。
『子どもたちの為の行事になっているか?』という点が大事です。
- 運動会(0.1歳などの乳児を無理に参加させる場面は多くないか?行進など)
- 作品展(子どもの作品ではなく、妙にクオリティーが高い先生の作品展になっていないか?)
- 発表会(子どもがいきいき参加しているか?クオリティーが異常に高いのは、必ずその分練習を行っています。自由に遊ぶ時間は減ります。子どもたちが、楽しんで出来ているならば、大丈夫です)
(例)発表会の場合・・・
質の高い保育では、子どもにやらせるのではなく・・
普段の遊びから発展させて、子どもと作り上げていることが多いです。
- 発表会で使う大道具も子どもと作ったり・・
- 内容も一緒にかんがえたり・・
子どもたちにとっても、いい経験になり、得るものも多いです。
先生もやりがいもやりがいがあります!
ブラック保育園に就職しない為の見学ポイントまとめ
\転職活動中の見学ポイント/
- 見学を快く受け入れてくれるか
- 壁面や園内の装飾はどうか
- 保育士の人数は配置人数ギリギリか
- 保育者の年齢層
- 休憩はとれているか?
- 掃除は行き届いているか(特に幼児クラスに注目)
- 幼児クラスの雰囲気はどうか?
- 昼間の様子を園外から偵察する
- 園行事のクオリティと量について
を見学の際に意識してみてください!
素敵な園は、子どもを一番に考えられています。
また、働く保育士のこともしっかり考えられています。
ホワイト保育園は、子どもたちも、子どもらしくいきいきしていて、先生の数にもゆとりがあり、雰囲気も穏やかで優しいですよ!
そんな園を見つけられるように、見学でしっかり見極めましょう!
保育園の見学をプロに付き添ってもらいたい!
ポイント知っていても、自分で判断できるか不安・・
そんな方におすすめなのが、見学もコンサルタントが一緒にしてくれる転職エージェント。
正直、見学までしてくれるのは珍しいです。
保育園のことを良く知っているコンサルタントが付き添ってくれることで、一緒に見るべきポイントを教えてくれます。
初めての転職をする方には、特におすすめです!
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