HSP気質私に、保育士は向いているの?
情報に敏感なHSPさんにとって、「情報に溢れた」保育園という場所は、疲れる原因でもあります。
HSPさんとって、保育士が向いているのかどうか?
HSP気質の元保育士が徹底解説します。
結論
HSPさんは保育士に向いてはいますが、上手く特長を生かす必要があります!
HSPさんが気を付けるべき点・対処法を解説します。
>>元保育士が徹底比較!HSPにおすすめの転職エージェント5選
HSP保育士さん徹底分析!
HSPの特長①子ども・保護者の感情に気付き、深く共感しすぎてしまう
共感しすぎてしまい、疲れやすいです。
また、相手の悲しい気持ちや、イライラする気持ちに引っ張られてしまい、疲弊します。
また、情報に敏感で、(あの子はこれがしたいんだよね。)(あの子は、○○を求めているのか)(あの子は、少し寂しそうだから関わりを増やさなきゃ。)と頭の中が、パンパンで身動きが取れなくなったり、満たしてあげられなかった思いから、罪悪感を感じてしまうこともあります。
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\対処法/
人の感情に気付けることは、とても素晴らしい才能。
対人関係が多い保育士にとっては、必要不可欠な素質です。
子どもや保護者の気持ちにも気づきやすく、信頼関係が築きやすいです。
対処法としては
- 優先順位をつけること
- 他の職員と協力すること
①複数担任の場合は、気づいたことを情報を共有し合いましょう。子どものことを「最近○○くん、○○で・・」と早めに共有しておくことで、「私も、気にしてみてみるね。」 と協力体制を作ることが出来ます。
②幼児クラスのような1人担任は、優先順位をつけましょう。そうすることで、行動に迷いが減ります。効率動けることで、他の子との関わりも増やせます。
HSPの特長②深く物事を考えすぎてしまう
考えすぎてしまうことで、完璧主義になりやすいです。完璧を求めすぎてしまうと、どんどん追い込んでしまいます。
仕事が終わっても、反省会をしてしまい・・「もっとこうしなきゃ。」「あれも足りないこれも足りない。」など考えが止まらなくなることにも、注意です。
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\対処法/
「ま、いっか」を少し覚えましょう!!完璧なんて、この世にありません。また、悩みすぎて止まっているくらいなら、先輩に一度アドバイスをもらいましょう!
切り替えも重要です。仕事が終わったら、音楽を聴いてリラックスタイムを作ったり、『家では仕事のことを考えない』などルールを作ることも効果的。普段から人の何倍も考えているHSPさんは、考えない工夫が必要です。
考え続けられることで、より良いものが思いつく点は、とてもメリットです!
うまく付き合いながら、活かしていきましょう!
HSPの特長③先を読みすぎてしまう
先を読むことが得意なので、子どもを見ながらも、常に「危険がないか」と考えてしまうことで、疲れやすいです。
心配しすぎているときは、少し頭を休めましょう!
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\対処法/
保育士は命を預かっているので、先を読むことは必ず必要な力です。
この思考を抑える必要は全くありませんが、心配しすぎると体力が持ちません。
『ここにこれがあると、子どもが転ぶかもしれない。』『これが足りないと、○○するときに困るかもしれない。』というように、前もって考えられる力は、保育士にとって必要な力です。
うまく思考をコントロールして、切り替えていきましょう!
保育士がHSPとうまく付き合う方法まとめ
- 子ども・保護者の感情に気付き、深く共感できる力
- 深く物事を考える力
- 先読みする力
と上手く付き合いHSPを活かしていきましょう!
良いところがたくさんある反面。気を付けなければならないことも多いHSP。
良いところを、自分で把握してどんどん生かしていくことが出来れば、保育士として十分向いているといえると思いますよ。
周りの刺激に敏感なHSPは、働く環境が命とも言えます!
HSP気質の保育士ほど、自分に合った働く環境を大事にしましょう!詳しくは、「保育園の見極め方!保育の質が高い働きやすい環境を知ろう」の記事をお読み下さい。
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